木のあうイスたちと

  • 2018.12.11

子供椅子の展覧会をさせていただきました。 はじまりは、こども園に地元産の木で作った椅子をとご注文いただいたことです。 丹波波篠山の木をひき、材料をつくるところからはじめました。 木と木は木栓をいれて継ぎます。 木だけで継ぐことで、継ぎ手が緩むことがおさえられ強度が増します。 製作していると、白い子、黒い子、ふしがある子と個性的な木がちがちらほらと。                          […]

大きい柱

  • 2018.05.12

お寺の記念式典の際に建てる、柱のご注文をいただきました。 八寸角(24センチ角)もある、大きな柱です。 柱が大きいと、丸ノコも、電動カンナも、普段見ることがない大きさです。 頭の部分は、四面どの面からも三角になるように切ります。 上から見て30°の斜めで切るんやけど、横から見ても30°の斜めに切れるように。 ノコの刃の角度を調整する。三次元の角度の計算は難しい。 切って見たら、想像しているのと何か […]

いろいろ材木の壁ー施工編

  • 2018.03.31

お店の壁の一面を、いろいろな木の板で施工させていただきました。     日が落ちてようやく施工が終わった現場の完成写真です。 今はまだ空っぽの店内が、どんな人達の声で賑わうのか、オープンが楽しみです。     巾も厚みも長さもバラバラの板を、どうやって壁に取り付けようか、と作業場で思考して、 一枚一枚の板の小口に溝を切り、雇い実(やといざね)でそれぞれを繋げ […]

いろいろ材木の壁ー計画編

  • 2018.01.31

お店の壁の一面を古材(ふるざい)でつくってほしい、というご注文をいただきました。 古材の壁ってどんな壁やろ?と思考しながら、 通れないほどいろいろな木が立て掛けられている、 「何かに使えそうだから置いとこう」コーナーを物色します。 古民家で使われていたようないわゆる古材だけでなく、 帯鋸(おびのこ)の筋の跡がついた板、 輸入された時に書いた印がある板、 何年前に挽いたのか表面が灰色に変色した板、 […]