大きい柱

大きい柱

お寺の記念式典の際に建てる、柱のご注文をいただきました。

八寸角(24センチ角)もある、大きな柱です。
柱が大きいと、丸ノコも、電動カンナも、普段見ることがない大きさです。


頭の部分は、四面どの面からも三角になるように切ります。
上から見て30°の斜めで切るんやけど、横から見ても30°の斜めに切れるように。
ノコの刃の角度を調整する。三次元の角度の計算は難しい。

切って見たら、想像しているのと何か違う。

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急きょ、実物を見にお寺まで走ります。

柱には、乾燥を促すために、またあちこちから割れてしまわないように、
背割りという切込みが入れてあります。

それを埋めるための木をつくります。
入れやすいよう台形に削って、はめこんで、


人の形を模した、頭、肩、腰、足を示す切込みを施して、

カンナをかけて、完成です。